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結論
| 以前 | いま | |
|---|---|---|
| 売上の見方 | POSの管理画面を店舗ごとに見る | 店舗別の売上・客数が1画面で並ぶ |
| 集計の手間 | 月10時間程度 | ほぼゼロ |
| 一番変わったこと | — | 売れる/売れないメニューの判断が速くなった |
時間が減ったことより、判断が速くなったことのほうが大きかった、というのが実感です。
やったこと
POSレジ(USENレジ)の売上データを、業務アプリ(kintone)に自動で送るようにしました。
送っているのは次の2つだけです。
| データ | 単位 |
|---|---|
| 日々の売上 | 店舗別 |
| 客数 | 店舗別 |
これから始めるなら、まず項目を絞るのがおすすめです。全部を送ろうとすると、見る側が追いつきません。
以前:POSの画面を見ていた
POSレジにも売上を見る画面はあります。ただ、複数店舗を並べて比べるには向いていません。
店舗ごとに開いて、数字を拾って、並べる。この作業が月10時間程度かかっていました。
POSの画面は「その店の今日」を見るもの。「全店の推移を比べる」には、別の置き場所が要りました。
変わったこと1:見やすくなった
一番大きかったのはここです。
店舗別の売上と客数が同じ画面に並ぶので、「どの店が落ちているか」が開いた瞬間に分かります。
変わったこと2:月10時間の集計が消えた
データが自動で入るので、集計のための作業がほぼなくなりました。
変わったこと3:メニューの判断が速くなった
これが本当の効果でした。
売れるメニューと売れないメニューをABCの3つに分けて、すぐにメニューを改修できるようになりました。
| ランク | 意味 | 打ち手 |
|---|---|---|
| A | よく売れる | 残す・目立たせる |
| B | 普通 | 様子を見る |
| C | 売れない | 下げる・作り直す |
集計を待たずにデータが揃っているので、判断が早くなったわけです。
集計の時間が減ると、判断の回数が増えます。浮いた10時間より、こちらのほうが利益に効きます。
まだ手作業で残っているもの
正直に書きます。
| 残っている作業 | 理由(私の見立て) |
|---|---|
| 手書きのメニュー表 | 店の雰囲気の問題で、データから自動では作れない |
| 日本酒のメニュー | 仕入れで入れ替わりが激しく、毎回作り直しになる |
売上の集計は自動化できても、メニュー表を作る作業は残りました。ここは別の方法を試しています(メニュー表をAIで作った記録)。
あなたの店ではどうか
| あなたの状況 | おすすめ |
|---|---|
| 1店舗だけ | POSの画面で十分なことが多い。無理に別システムは要らない |
| 複数店舗で、比べるのに時間がかかっている | 効果が大きい。まず「売上と客数」だけ集める |
| メニュー数が多く、入れ替えを頻繁にしたい | ABCに分けるだけでも価値がある |
| そもそもPOSを入れていない | 先にPOSから。データが取れないと始まらない |
| POSが古く、データを外に出せない | POSの乗り換えも検討対象 |
向かない店
- 1店舗で、店主が毎日数字を見ている店 — わざわざ別の画面を作る必要はありません
- メニューをほとんど変えない店 — 判断が速くなっても、使う場面が少ない
- データを出せないレジを使っている店 — まずレジの見直しから
複数店舗のデータを、最初からPOSレジ側でまとめたい場合は、飲食店の複数店舗管理を売りにしたPOSレジもあります(私は使っていません)。
POSレジの費用について
データを取れるかどうかは、使っているPOSレジで決まります。
私の店のPOSレジの導入費用(1店舗70万円)と、月額の内訳は別の記事にまとめています。
まとめ
- POSの売上と客数を、店舗別に1画面に集めた
- 月10時間程度の集計がほぼ消えた
- でも一番効いたのは、メニューをABCに分けて素早く改修できたこと
- 手書きメニュー表と日本酒メニューは、まだ手作業
- 1店舗なら不要、複数店舗なら効果が大きい
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