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結論
私は AI音声入力を毎日使っていて、仕事の文章はほとんどこれで書いています。それでも、向かない場面があります。
| 向かない場面 | 理由 |
|---|---|
| 1. 友人とのやり取り | 文章が硬くなる |
| 2. 契約文言・議事要旨 | AIが言葉を補ったり、書式を変えたりする |
| 3. 人名が多い文章(確認なしで送るなら) | 人名の漢字を高確率で間違える |
| 4. 一字一句同じ文章を毎回出したいとき | 同じ音声でも毎回結果が変わる |
| 5. 声が出しにくい場所 | 声が小さすぎると拾われない |
1. 友人とのやり取り
私が音声入力を使わない、ほぼ唯一の場面です。
AI音声入力は、話した内容をきちんとした文章に整えます。仕事のメールやチャットでは、これがありがたい。
でも友人とのLINEでは、整いすぎて硬くなります。砕けた言い回しや、あえて崩した返事が、よそよそしい文章に変わってしまう。
用途の問題であって、精度の問題ではありません。
「硬い文章になる」は欠点ではありません。仕事では長所、プライベートでは短所です。
2. 契約文言・議事要旨
AI音声入力3製品を同じ原稿で測ったとき(記録はこちら)、AIは頼んでいないのに言葉を足していました。
| 原稿 | 出力 |
|---|---|
| 見積書 | お見積書 |
| 一点 | 1点 |
| でしょうか。 | でしょうか? |
メールなら、むしろ丁寧になって助かります。
でも「言った通りに残す」必要がある文章では困ります。契約文言、議事要旨、規程——一字の違いに意味がある文章には向きません。
3. 人名が多い文章(確認せずに送るなら)
同じ測定で、「齋藤」という名前を6回入力して、正解は1回だけでした。「斉藤」「斎藤」に割れています。
人名が多い文章そのものがダメというより、確認せずに送るなら使わない、が正確です。
対策はこちらの記事にまとめています。
4. 一字一句同じ文章を、毎回出したいとき
これは測ってみて初めて分かったことです。
同じ音声を、同じ製品に2回入力したら、違う文章が出てきました。
- 1回目は「お見積書」、2回目は「見積書」
- 1回目は「齋藤」、2回目は「斉藤」
AIが整形しているので、毎回同じ結果になる保証がありません。
定型文を何度も出したいなら、音声入力ではなく、辞書登録やテンプレートを使ってください。
5. 声が出しにくい場所
うまく認識されなかったのは、ほぼ声が小さすぎて拾われなかったときでした。
ただし、スマホを口元に近づけると、かなり小さい声でも通ります。使えない場所は、思っているより少ないです。
逆に、よく使う場面
使わない場面をはっきりさせたので、使う場面も書いておきます。
| よく使う | 理由 |
|---|---|
| メールの返信 | 丁寧な文章に整えてくれる。特に、メールでしかやり取りできない相手(税理士など) |
| 仕事のチャット | 量が多いほど効く |
| 報告・連絡 | 言うことが決まっているので速い |
「硬い文章になる」ことが、仕事ではそのまま長所になっています。
あなたは使うべきか
| あなたの仕事 | 音声入力は |
|---|---|
| メール・チャットの返信が多い | 向いている |
| 報告書・日報を毎日書く | 向いている |
| 契約書・規程を作る | 向かない |
| 人名を大量に扱う(名簿、議事録の出席者) | 確認の手間込みで判断 |
| プライベートの連絡が中心 | 硬くなるので向かない |
まとめ
- 毎日使っていても、向かない場面ははっきりある
- 友人とのやり取りには使わない。硬くなる
- 契約文言・議事要旨には向かない。AIが言葉を補う
- 人名は確認前提。6回中5回間違えた
- 同じ結果を毎回出す用途には向かない
使わない場面を決めておくと、使う場面で迷わなくなります。
私が使っているのは Typeless です。
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